朝日FSを敢えてスルーしてこのレースに臨んでいる診断士さん、投資ということと、高配当狙いということを天秤にかけた結果、仮に取り紙になったとしても今年の回収率100%以上は確定しているということで、どうやら
「根拠のある勝負に出る!!」
と決めたようです。
もちろんパドック診断の結果にもよるのですが、当日15時
あっ!というような買い目
が飛び出すかもしれないと含めています。
明日の15時、そして15時28分がとても楽しみです。
ということで、今日はまず
「パドック診断士の事前予想」
を紹介させていただきます。
枠 馬番 馬名 性齢 騎手名 単勝
1 △ 1 カワカミプリンセス 牝5 横山典弘 16.2
2 消 2 ベンチャーナイン 牡3 柴田善臣 60.7
3 消 3 コスモバルク 牡7 松岡正海 53.9
3 消 4 エアジパング セ5 藤田伸二 41.2
4 5 フローテーション 牡3 C.ルメール 22.2
4 6 エアシェイディ 牡7 後藤浩輝 32.8
5 △ 7 アルナスライン 牡4 O.ペリエ 16.2
5 8 スクリーンヒーロー 牡4 M.デムーロ 6.2
6 × 9 メイショウサムソン 牡5 武豊 7.6
6 ○10 マツリダゴッホ 牡5 蛯名正義 4.9
7 ▲11 ドリームジャーニー 牡4 池添謙一 21.7
7 △12 アサクサキングス 牡4 四位洋文 27.9
8 ◎13 ダイワスカーレット 牝4 安藤勝己 2.9
8 14 アドマイヤモナーク 牡7 川田将雅 76.2
オッズは27日18時30分現在
◎は敢えてダイワスカーレット
昨年この有馬で100万超えを叩き出してくれたマツリダに今年も肩入れしたい気持ちはありますが、ここはプロとして客観的に判断してスカーレットを挙げます。昨日のnojiさんのコメントにもありましたが、この馬はもう「飛ぶまでは常に本命」で行きます。それはウォッカ、ディープスカイが出ていたとしても変わりありません。先日のエイシンデユピティの出走回避で◎の確率は更に飛躍的に高まりました。3着以下に沈むことはアクシデント以外は有り得ないでしょう。3歳の去年は53kg、今年は55kgですが全く影響はないはず。スカーレットを他の馬が3頭も抜き去っていくということが現実に起こり得るのか?と考えるとやはり大本命にせざるを得ません。
○はやはりマツリダゴッホ
昨年4万4千円で3連単80万880円、馬単6万9020×5、計114万5980円を取らせていただいた「思い入れが強い」馬ですが今回はあえて対抗です。昨年の事前予想でも
「コース形態が小さく最後の直線が短い中山コースの2500メートルは6回コーナーを回る。器用に立ち回れる馬、ペース判断に優れた上手い騎手が勝利の条件」
「大穴は中山コースで走るマツリダゴッホ。騎手の蛯名は中山の長距離をかなり上手く乗る」
と書きましたが、中山大得意のマツリダ+中山2000以上大得意の蛯名=「絶対」の公式は健在です。ただ違うとすれば昨年が9番人気「大穴」扱いだったのに対し、今年はスカーレットと並んで押しも押されぬ本命で臨むという事だけ。過去中山の実績「7.1.1.1」つまり1着7回2着1回3着1回、そしてただ1回の着外は「落馬」ですから、これも4着以下は限りなく低いとなります。更にエイシンデユピティの回避がスカーレットに及ぼす影響を間接的に受け、マイペースで走るスカーレットだけマークすればいいという楽な展開で、あとはどこでスカーレットを抜き去るか?ということだけを考えて走れるはずで、最早興味は「自分の庭でスカーレット相手に2連勝を成し遂げられるか?」という点に移っています。最終コーナー手前で仕掛けるという「秘策」も有り得るかも?と思っています。1週前の調教が緩く少し心配しましたがここにきてきっちりと仕上げてきていますし、体重も「使いながら増えている」のは心強い限りです。
▲はドリームジャーニー
エイシンデユピティが出ていれば「軸の1つにするつもり」だった馬です。一昨日にも紹介しましたが、スカーレット、マツリダが飛ぶ唯一の展開で「脚を貯めていて最後に隙を縫って突き抜ける馬」とはこのドリームジャーニーのことで、コーナーが多く脚を貯めることが出来る中山2500はこの馬にとってはまさに打ってつけの舞台です。可能性は少なくなりましたがこの馬のパドックの状態をしっかりと見極め、良ければその5%に賭ける買い目も選択することになるでしょう。
△1番手はアルナスライン
この馬の本来の能力については何度も挙げてきました。京都大賞典の時
「レースを見る限り馬の状態云々の話ではない」
「騎手よりも不幸なのが馬で、この結果を受けて、次はGU以下に一旦行かざるをえないが、絶対この馬はそんな馬ではないはずで、本当は天皇賞でウォッカ、ディープスカイと共に走る姿が見れた・・・それくらいのレベルの馬のはずなのにそれもなくなり、今後は賞金を積んでせめて人気投票で「有馬」を狙うのが最短と残念なことになってしまいました。もっと言うと、最後の和田ジョッキーの焦りようは尋常ではなく、レース画像を見ていて、「馬が潰れてしまうのでは・・・」とすら感じてしまうくらいの状態で、本当に馬がかわいそうだった」
「好きな馬だから余計そう思った・・・」
とコメントしましたが、今回この有馬に出てくることが出来て本当に嬉しく思います。有馬ということは「ファン投票で選ばれた」ということで、私同様この馬の本当の力を知っていて、見たいと思っているファンが数多くいるということは本当に素晴らしいことで、今年最後に中山でこの馬の雄姿を見れることが本当に嬉しいのです。とは言っても決して感傷で△に押すのではなく操るのはあのペリエ、これにこの馬が本来持っている能力を掛け算すれば結果はきっと出ると読みます。枠順もいいところ、斤量も前走5kg差あったスクリーンヒーローと同斤、普通に格上です。皆さんでこの馬を応援して欲しい!という気持ちです。
△2番手はカワカミプリンセス
先ほどドリームジャーニーのところで、「スカーレット、マツリダが飛ぶ唯一の展開」を挙げましたが、実はもう1パターンだけ、2強が崩れる可能性がある展開があります。それは、「逃げ馬がスカーレットより前に飛び出して、大逃げを打って逃げ切る」という可能性です。この馬は一概にそれを得意とする馬ではないのですが、最内ということと、騎手があの横山ということを掛け合わせた場合、わずかですがその可能性があると思っています。常に一発を狙っている横山は非常に気持ち悪い存在です。有利な最内で大事に乗るのか?菊花賞でノットアローンを操った時よろしく飛び出すのか?ノットアロンは「大差」のドン尻に沈みましたがこの馬は逃げ切る可能性も0ではありません。叩き3走目で横山も3回目、油がのって来る頃で更に今年は「牝馬の年」。最後も牝馬で1,2フィニッシュも有り得ます。55kgも魅力、ピークは過ぎているのでさすがに1着はないでしょうが、もしそんな展開になればまさにエイシンデユピティ状態!まさかの結果が待っているかも知れません。
逃げろ!カワカミ!!
△3番手はアサクサキングス
一瞬無印も考えましたが、敢えて挙げておきます。ここ数戦パドックの状態は素晴らしいのに結果がついて来ず、不甲斐ない思いをしてきました。そろそろ評価を変えるべきか?とも思いましたが今回それでも敢えて挙げたのは騎手が四位に戻ったから。四位とこの馬の組み合わせは実績もあり合っている筈。調教も走っていますし秋叩き三走目。前走後ろで負けたので今回はマツリダを見ながら前に出てくるはず、いや出てくるべきです。万一パドックで悪ければ消しもあります。良ければ?やはり「買い」です。
×はメイショウサムソン
最後までエアシェイディとどちらを挙げるか迷いました。前走で見限ることも出来たのですが、海外帰りだったことと、武に変わって騎乗した石橋が後輩武のために、この馬をなんとかスムーズに有馬まで持っていこうと潰さない様に大事に乗っていたことを考慮して押えておきます。とはいえ、最後に錦を飾るとかという「ドラマ性」で押えるのではなく、この馬自体の能力そして実績と、陣営の有馬にかける意欲、意気込みを客観的に判断して「3着は充分有り得る」と読んでのものです。
さて、買い目ですが、上記色々と書きましたが、冷静に考えて、「なんだかんだ言っても結局最後は本命と対抗で落ち着いたな」となる確率が非常に高いと思っています。一般に2強は得てして一角が崩れると言われていますが今回ばかりはさすがにそれも難しいと思います。というのも今回この二頭は休むべきところをしっかり休んで、きちんとローテーションを守ってこのレースに臨んでいるからです。それを考えると買い目は非常に悩ましいものとなります。もしかしたら3連複で点数を絞るか?可能性を探って手広く買うか?今でも考慮中です。パドック診断でじっくりと見極めてから決めるしかありません。今年最後のグランプリレース、明日の「パドック診断士からの手紙」に是非アクセスしてみてください。
と最初は思っていたのですが、
気持ちが決まりました。
やはり今年最後のグランプリレースということと、既に今年の回収率100%以上を確定していることから、取り紙を恐れず可能性に賭けます。とはいえ、決して「ただの穴狙いではない」費用対効果を最大限に考慮した「理由のある馬券」にするつもりです。取り紙の可能性をできるだけ抑え、かつ万一のときは必ず果実を得るという「買い目」を構築中です。現時点でかなり固まっています。あとは直前のパドック診断で微調整を加え皆様に公開します。時間的にあまり余裕がないかもしれませんが是非チェックに来て見てください。
結果論ですが、昨日紹介させていただいた競馬通nojiさんの事前予想とかなりの部分被っている予想になりました。管理人的にはこの2人が合致した場合、まさに「勝利の法則」状態になると思っていますので今週は本当に楽しみです。
さあ、今年最後を締めくくる明日の
「パドック診断士からの手紙」
にご期待下さい!